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水産仲卸のバックオフィス属人化を解消する:事業承継・人手不足の備え

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実務文/Sabaku 編集部

この記事は、水産仲卸の現場で使われている販売管理システム Sabaku の開発チームが、実際の導入・運用をもとにまとめています。

この記事の要点

  • バックオフィスが特定の人(ベテランの帳場さん)に依存していると、その人が抜けたときに 回らなくなる。仲卸は業者数の減少が続き(農林水産省「卸売市場情報」)、人手不足・事業承継の時代ほど属人化はリスク。
  • 属人化を解く第一歩は、仕事の知識(取引先・締日・単価基準・分類など)を頭の中からシステムのマスタに移すこと。誰でも同じ前提で作業できる。
  • 現場の誰もが自分の数字を見られるようにする——本人の担当分に絞った閲覧専用リンクを LINE で送れば、外回り中でもスマホから自分の売上・粗利が見られる。パソコンが苦手な人でも使える。
  • 誰が・いつ操作したかが記録に残り、荷受データ(CSV)の取り込みで熟練の手入力を減らせる。導入時のマスタ移行・現場案内は運営が伴走する(自動の汎用インポートではなく人的サポート)。

「あの人がいないと締めが回らない」——バックオフィスが特定のベテランに依存していないで しょうか。仲卸は業者数の減少が続き、少ない人手で回す前提になっています。人手不足や事業承継の局面では、属人化はそのまま事業リスクになります。解消の要は、取引先・締日・単価基準 といった知識を、ベテランの頭からシステムのマスタに移すことです。

属人化○○さんの頭の中取引先締日単価基準手順その人が抜けると止まる仕組み化システム(マスタ)取引先締日単価基準手順誰でも見られる・引き継げる
知識が一人の頭の中にあると、その人が抜けると止まる。システムのマスタに置くと、誰でも見られて引き継げる。

属人化はなぜリスクなのか

属人化は、その人が抜けた瞬間に業務が止まるリスクです。取引先ごとの締日、単価の付け方、締めの手順——これらが一人の頭の中にしか ないと、休み・退職・世代交代のたびに引き継ぎで消耗します。とくに仲卸は業者数の減少が 続き、少ない人手で回す前提になっているため、一人に業務が集中するほど脆くなります。属人化を解くとは、この「頭の中の知識」を誰でも使える形にしていくことです。

知識をマスタに移す(仕組み化の要)

属人化を解く要は、現場の知識をシステムのマスタにすることです。取引先・締日・商品分類・単価基準・担当者・営業部——日々の前提をマスタに置くと、 誰が作業しても同じ結果になり、特定の人の記憶に頼らずに済みます。とくに単価の基準を 一枚にそろえて担当者ごとのブレをなくす話は相場表の使い方で扱っています。

Sabaku のマスタ管理・設定画面。商品・取引先・営業日カレンダー・担当者・営業部・旧システム取引履歴などのマスタが並ぶ。
現場の知識(取引先・締日・単価基準・分類・担当者など)をマスタに置くと、特定の人の頭の中に閉じない(Sabaku のマスタ管理画面)。

誰でも自分の数字を見られるようにする

属人化は「見られない」ことからも生まれます。本人の担当分に絞った閲覧専用リンクを LINE で送れば、外回り中の スマホから、その日の自分の売上・粗利がすぐ見られます。スマホのホーム画面に追加すれば アイコンから一発で、パソコンが苦手な人・ご年配の方でも指先だけで使えます。見える人が増えるほど、一人に頼る状態から離れられます。日報の読み方は粗利を今日の数字で見る日報で扱っています。

記録が残る・手入力を減らす

属人化を解くには、「誰が作ったか・いつ計上したか」が記録に残ることも役立ちます。伝票には作成者・更新者と計上日時が残るので、「その人しか分からない」 状態を減らせます。また、大卸の荷受データ(CSV)を取り込めば、熟練者しかこなせなかった大量の手入力も 減らせます(対応形式なら手入力をゼロに近づけられます)。荷受データの取り込みは荷受データ(CSV)の取り込みで扱っています。

導入時は運営が伴走する

属人化を解く導入初期のいちばん大変な作業——マスタの登録、過去データの移行、現場への案内——は、運営が伴走して代わりに進めます。これは全自動の汎用インポートではなく、人が付いて進める個別対応です。過去の取引データは対応する形で取り込み、現場が慣れるまでは運営が入ります。実際の 進め方は導入・移行で紹介しています。

まとめ

人手不足・事業承継の時代に、バックオフィスの属人化はそのままリスクになります。知識をマスタに移す・誰でも自分の数字を見られるようにする・記録が残る・手入力を減らす——この積み重ねで、一人に頼る状態から離れられます。初期の移行や現場定着は運営が伴走 します。実際の画面は機能一覧で確認できます。

Sabaku ではどうなるか

取引先・商品・単価のマスタを Sabaku に集約すると、担当者ごとに散っていた基準を全員が同じ画面から使えます。日報や対応形式の荷受データの取込も操作が画面で決まっているので、特定の人しかできない作業を減らせます。

初期設定・移行の進め方を見る

よくある質問

Q. ベテランが辞めても業務は回りますか?

A. 属人化を解いておけば回りやすくなります。取引先・締日・単価基準などの知識をマスタに移せば、誰でも同じ前提で作業でき、誰が・いつやったかも記録に残ります。ただし移行や現場定着には、運営の伴走(初期設定・マスタ登録・現場案内)が前提です。全自動で引き継ぎが完了するわけではありません。

Q. パソコンが苦手な人や年配の従業員でも使えますか?

A. 本人の担当分に絞った閲覧専用リンクを LINE で送れば、スマホからその日の自分の売上・粗利が見られます。スマホのホーム画面に追加すればアイコンから一発で、指先だけで使えます。

Q. 過去のデータや今のやり方は、自動で取り込めますか?

A. 全自動の汎用インポートではありません。過去データの取り込みやマスタの登録は、運営が個別に伴走して進めます。大卸の荷受データ(CSV)は対応形式なら取り込んで手入力を減らせますが、様式が対応形式かは要確認です。

まずは、無料の資料から。

機能・導入の流れ・実際の画面をまとめてお送りします。すぐに画面をご覧になりたい方は、無料の相談・デモも承っています。